子どもへ送るメッセージカードおすすめは?成人式編
こんにちは、ラッピング小売専門店のハートサプライです^^
1月も正月期間を過ぎた頃に巡ってくる成人式。田舎や雪の多い地域は、時期をずらして開催することもありますが祝日として定められているのは1月の第二月曜日です。
・「そもそも、成人式っていつからあるのだろう?」
・「できれば、気の利いたカードで成人のお祝いを伝えたい。何かいいカードはない?」
という疑問をお持ちではありませんか?
この記事では「成人式にメッセージを送るのにぴったりなカードはどんなものか?」というお悩みを、ラッピング小売専門店の観点から解決します。
具体的には
・振り返りたい、成人式の由来や歴史
・成人する子どもへ送りたい、おすすめのカード3選
の順番にご紹介していきます。
2分くらいで読めますし、成人式にぴったりなカード選びが劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!
振り返りたい、成人式の由来や歴史
そもそも、成人式ってどんな意味があるのでしょうか?きれいな晴れ着を着て同窓会の様相を見せる成人式ですが、意外と歴史は古いようです。
・成人を祝う風習は奈良時代からあった
・戦後、成人式が作られた理由
・振袖を着る理由とは?
ひとつひとつ解説します。
●成人を祝う風習は奈良時代からあった
まずは貴族(公家)や武家の風習から。
男性の場合、奈良時代以降数え歳で12~16歳の男子が行った「元服(げんぷく)」という儀式が成人式にあたります。髪を大人の髪型に結い、服装も大人のものへと改めました。また、幼名から新しい名に切り替えたり、冠をつけたりしました。
江戸時代には、貴族のみが儀式を細部まで継承し、その他の人々は前髪を切り落とすだけに簡略化されていったようです。また、元服は、加冠(かかん)、初冠(ういこうぶり)とも呼ばれていました。
女性はどうでしょうか。「裳(も)」という、腰から下にまとう衣服を身に付ける儀式「裳着」を12~16歳で執り行いました。結婚が決まった時や、結婚が決まりそうな時が式のタイミング。同時に垂らした髪を結いあげる髪上げも行われ、こどもの髪から大人の髪型へと変わりました。
庶民はというと、成人式があったようです。内容は地域によって様々で、例えば「一人で鹿を狩れるようになったら一人前」とか「米俵を一人で運べるようになったら大人」というような、通過儀礼が各地に多数存在していたようです。
比較的多い地域で行われていたのは13歳前後で行う「褌祝(ふんどしいわい、へこいわい)」と呼ばれるもの。一人前になった証しとして、男子は親せきの女性から贈られる褌を締めました。
●戦後、成人式が作られた理由
成人式が初めて行われたのは、埼玉県蕨市。太平洋戦争が終結した後に「これからの時代を担っていく若者を励ます」という目的で青年祭が昭和21年11月22日に開催されました。青年祭の様子を見た日本政府は、「若者一人ひとりが大人の一員になったという自覚を持って責任を果たす」ためには、祝福をすべきだと考え、成人式が始まったのです。埼玉県蕨市では、青年祭にちなみ成人式ではなく成年式と呼んでいます。
成人の日は1月ですが、実際は1月ではなく夏に行われる地域もあるのです。特に、雪が多く降る東日本では夏に行われるケースが多くなっています。
理由は、雪が降ると交通手段も制限されていること、振袖を着たままの移動が大変だからです。それだけではなく、雪があるからという理由で出席できない人もいるため、出席率を少しでも高めるために夏に行われているとも言えます。
●振袖を着る理由とは?
では、女性が振袖を着るのはなぜでしょうか。
洋服の場合、時と場所に合わせて、カジュアルウェア、フォーマルウェアと着る服を変えます。着物も同じで、留袖、付け下げ、訪問着、振袖などさまざまな着物があり、時と場所により、着るものが異なります。未婚の若い女性の礼装は振袖となります。成人式は、冠婚葬祭の「冠」にあたる儀式、つまり「最も格式の高い場」です。ですから、女性は礼装となる振袖でのぞむのがマナーというわけです。
現在、振袖と言えば若い女性の着物というイメージが強いかもしれません。
しかし、かつてこどもにも振袖を着せていた時代がありました。これは長い袖を振る仕草が「魔を祓う」「厄除け」になると思われていたためです。こどもが病気や厄にとりつかれないようにという願いを込めて、振袖を着せていたのです。振袖は厄除けアイテムでもあったのですね。
成人する子どもへ送りたい、おすすめのカード3選
では、成人を迎えた子へ送るのにおすすめのカードを3つ紹介します。
・シンプルで落ち着いた色合いのドット柄カード
・純粋さを表す白い花束のカードで未来に思いを馳せて
・成人と言えば乾杯!大人っぽいグラスが描かれたカード
ひとつひとつ解説します。
●シンプルで落ち着いた色合いのドット柄カード
シンプルな色合いと、大人っぽいモカ色のドットがあしらわれたカードです。華やかな装いとプレゼントになるからこそ、カードは引き算してシンプルにするのはいかがでしょうか。
●純粋さを表す白い花束のカードで未来に思いを馳せて
白い花は、純真でこれからどんな風に染まっていくのかを連想させる色。何者にでもなれるという意味を込めて、あえて白い花束のカードでお祝いしてみるのもいいかもしれません。
●成人と言えば乾杯!大人っぽいグラスが描かれたカード
成人と言えば、グラスで乾杯したくなる慶事。現在は法律上18歳で成人ですが、お酒が飲めるのは20歳からなのでお酒というわけにはいきません。しかし、乾杯してお祝いを伝えるようにカードを使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ:成人式は特別な節目。思いを込めたカードを送ろう
成人式は、大人になったことを祝い、これからの人生に胸を膨らませるお祝いです。だからこそ、心を込めた一言をカードに綴って送ってみるのはいかがでしょうか。
記念に残るような一言でなくても大丈夫。心がこもっているかどうかが大事ですよ。