お中元マナーとおすすめのギフトラッピング3選
こんにちは、ラッピング小売専門店のハートサプライです^^
お中元の季節がやってきました。最近ではネット通販で注文したり、百貨店の売り場などで申し込んだりするケースも多くなっていますが、こだわりの品物を贈りたい方は自分で選んだギフトをラッピングする人もいます。そんな時に欠かせないのが包装紙です。
・「自分でラッピングする場合、どうしたらいいのかよくわからない…」
・「できれば、おしゃれに包んで相手に敬意を表したい。何かいい包装紙はある?」
という疑問をお持ちではありませんか?
この記事ではお中元の時期におすすめのギフトラッピングは何か?というお悩みを、ラッピング小売専門店の観点から解決します。
具体的には、
・お中元のギフト包装に関するマナーなどはあるの?
・お中元のラッピングにおすすめの包装紙3選
の順番にご紹介していきます。
2分くらいで読めますし、お中元の包装が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!
お中元のギフト包装に関するマナーなどはあるの?
お中元を注文して配送手配するのではなく、自分でギフトを選んで包むとなるとマナーなどがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。贈る時期などに関しては別の記事で説明していますので、今回は包装に関するマナーを中心に紹介します。
・熨斗はどうしたらいいの?内熨斗と外熨斗の違い
・喪中のときや、一度限りの贈り物の場合は?
・最近増えている略式の短冊熨斗
ひとつひとつ解説します。
●熨斗はどうしたらいいの?内熨斗と外熨斗の違い
熨斗(のし)のかけ方は、内熨斗と外熨斗があります。
熨斗紙は、水引と熨斗を印刷した紙のことです。熨斗紙には慶弔などによっていくつかの種類がありますが、お中元の水引は「末永くお付き合いをしていきたい方に、また来年も贈ることができるよう」にという願いを込めて「紅白蝶結び」の水引を使いましょう。今はインターネット上にテンプレートがあり、カラー印刷ですぐに対応できます。
表書きの書き方ですが、水引の上部中央に「お中元」または「御中元」と書きます。下部には贈り主の名前を書きます。
下部に書く名前については、どのような間柄の方に贈るかで異なってきます。
例えば、家族でお中元を贈る場合には「姓」のみを記入するか、一家の大黒柱の方の「姓名」を書くのが一般的。会社の上司や恩師など目上の方に贈る場合は、「姓名」を書きます。
連名で贈る場合もあるでしょう。その場合は、表書きの真下に目上の方の氏名を書き、順に左に並べて書いていきます。のし紙に記載する連名は3名までにしてください。4名以上の場合は代表者の氏名だけを書き、その左横のやや下に「他一同」とし、別紙に全員の氏名を書くようにします。
熨斗紙の掛け方で内熨斗と外熨斗どちらを選べばいいでしょうか。
内熨斗・・・商品の化粧箱に熨斗紙を掛けてから包装をします。
外熨斗・・・包装の上から熨斗紙を掛けます。
配送でお贈りする場合や気持ちを控えめに表現したいときには「内のし」、気持ちを強く表したい場合や手渡しする場合は「外のし」とします。
●喪中のときや、一度限りの贈り物の場合は?
表書きを「お中元」ではなく「御礼」とします。喪中の場合が、四十九日が過ぎた後に「暑中見舞い」「残暑見舞い」など時期に合わせた表書きで贈ります。
一度限りの贈り物の場合に「お中元」を用いない理由ですが、基本的にお中元は一度限りのやり取りではなく末永いお付き合いの中で時候のあいさつとして贈り合うものです。
そのため、一度限りの相手に「お中元」と書いてしまうと、意味合いが異なってしまうためにかき分けることが必要となります。
●最近増えている略式の短冊熨斗
最近では、さらにカジュアルな短冊熨斗も出ています。シールでペタッと貼れる手軽さから人気がありますが、あくまでも略式であることを念頭に置いておきましょう。
恩師や上司などにはあまり適切な形式ではありませんので、贈る相手によっては使っても問題がありませんが、慎重に考えた方がいいかもしれません。
ただし、近年では資源保護の意味から使うことも多く、必ずしもだめだというわけでもないのが悩ましいところです。
お中元のラッピングにおすすめの包装紙3選
お中元のラッピングにおすすめの包装紙を3つ紹介します。
・やさしい風合いのソフトペーパー包装紙で包む
・季節感がある涼しげなボタニカル包装紙
・和紙素材だけどモダンな包装紙
ひとつひとつ解説します。
●やさしい風合いのソフトペーパー包装紙で包む
やさしい風合いと色の包装紙で、誰にでも好まれるオーソドックスなラッピングにぴったり。オールマイティーに使えます。
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●季節感がある涼しげなボタニカル包装紙
おしゃれな雰囲気は、どちらかというと女性に贈る際やある程度若い年代の方に好まれそうな柄。ただし、緑のボタニカル柄なら年代問わず使えるのでおすすめです。応用としては季節も問わないため、困ったときの頼もしい味方にもなります。
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●和紙素材だけどモダンな包装紙
素材は和紙なのに、印刷されている柄はとてもモダンで和洋のいいところ取りをしたような包装紙です。オールマイティーに使えますが、どちらかというとヘルシーでオーガニックな食材などを贈るときに使うとマッチしそう。
柄と素材のギャップが意表を突く包装紙と言えるでしょう。
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まとめ:お中元の包装はマナーを守って丁寧に
以上、お中元の包装マナーやおすすめの包装紙を紹介しました。以外にも柄物を使っていいことに驚かれた方もいるかもしれません。しっかり熨斗を付けて丁寧に包めば、よほど季節外れの柄などでもない限り問題にはなりません。
今年のお中元は、こだわりのギフトを選んでみませんか?きっと喜んでくれること間違いなしですよ。